こんにちはRitsukiです。
今回は「つみたてNISAでの投資信託の選び方から購入まで」について書いていきます。
以前「大学生から始めるつみたてNISA」という記事を書きました。
今回は早速つみたてNISAを始めるにあたっての投資信託の選び方から購入まで解説してみたいと思います。
投資信託の選び方
「インデックス型」と「アクティブ型」
投資信託には大きく2種類の型があります。
「インデックス型」と「アクティブ型」です。
「インデックス型」はTOPIXや日経平均株価といった特定の指数と同じ値動きをするよう設計された投資信託です。要は常に平均点を取り続けるというイメージです。
アクティブ型は市場平均より大きなリターンを得るために投資手法や銘柄選択を独自に選択した投資信託です。大きなリターンがあるかもしれない一方、大きく負けることもあります。
インデックス型の方は平均値に沿って決まったルールで決まるのでアクティブ型に対して運用管理費(信託報酬)が低いです。
「つみたてNISA」で扱われている商品は大半が「インデックス型投資信託」ですが、「アクティブ型」もあります。
どちらを選択するかは個人のの投資スタイルによって決まります。
運用管理費(信託報酬)は安い方がいい
それでは実際に商品を見ていきます。
SBI証券のつみたてNISAで扱われている商品の一部です。
国内を対象とした銘柄だけでも非常に種類が多く迷ってしまうと思います。
ここで注目すべきは、赤枠で囲った部分です。
まず、よく見てみると投資対象は「日経平均株価」となっていますね。
つまりこれらの投資信託は銘柄は名前こそ違えど、投資対象は同じなのでどれも同じ値動きをするというこことになります。
ではどれを選ぶべきか?
選ぶべき投資信託は表の右列の「信託報酬」という投資信託の運用管理費(手数料のようなもの)が安い投資信託です。
0.1%オーダーでの違いなら大したことないと思うかもしれませんが、長期投資によって扱う額が増えてきた時を考えれば案外馬鹿にできない違いになってきます。
このような理由から委託会社側も皆に買ってもらうべく、信託報酬をどんどん下げ、それぞれしのぎを削り会ってます。今一番安いものを選択しても将来さらに安いものが出てくるかもしれません。
ここで注意なのが、少し信託報酬が安いものが登場したからといって頻繁に乗り換えるべきではないということです。長期投資の恩恵を受けにくくなるからです。
投資対象先はどこか?
「インデックス型」の投資信託の中には、日経平均やTOPIXといった「国内株」の動きを指標としているか、「国外株」の動きを指標としているかの違いがあります。
「国外株」とは米国の株価だったり、新興国の株価だったり、はたまた全世界の株価だったり様々です。
国内株は馴染み安く買いやすいというメリットがある一方、あまりいいとは言えない日本の景気を考えると大きなリターンは期待できないかもしれません。
国外株は国内株より高いリターンが望める一方で、為替変動の影響をを受けるということも考えなければなりません。円安&株価上昇になればダブルで利益が望めますが、もちろんその逆もありえるということです。
ここまで投資信託の種類を見てきました。実際に見ればわかるとおり、投資信託の銘柄はたくさんあり、迷います。ただこの中からどれか一つ選ばなければいけないということはありません。
自分が取れるリスクと相談しながら「国内株:国外株= 4 : 6 」みたいに分けて投資することも可能です。
投資信託を実際に買ってみた
僕もいろいろ上記の事項を考えた結果、
「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」を購入することにしました。
理由は
- 日本株式だけだとリターンがあまり望めないため。
- 分散投資で長期的なリターンを得るため。
- 信託報酬が一番安いため(年間0.15%程度)
全世界なので、変動が大きい新興国株も入っています。為替変動の影響も受けることになりますね。
次に購入画面へ行きます。
商品画面に行き、つみたてNISA買付をクリックします。
あとは自分の積立額を設定すれば終わりです。
SBI証券のつみたてNISAですが、驚くくらい簡単に購入できました。
月々5000円という少額積立ですが、まぁ勉強も兼ねてやっていきます。
まとめ:つみたてNISAの銘柄選びに正解はない。自分でよく考えて決めよう。
つみたてNISAを始めたばかりの人はどれがオススメなのか?や投資対象はどこがいいのか?など様々な疑問が尽きないと思います。偉そうに書いている僕もまだわからないことは多く、勉強中です。
ですが一つ言えることは、銘柄選定は「個人が期待するリターンと許容できるリスクによって自分で決めるべき」ということです。余剰資金でリスクがあっても積極的に増やしたい人、あるいは老後資金のために堅実に増やしたい人など様々な方がいると思います。ネットでオススメ銘柄を調べて参考にするのはいいと思いますが、思考停止でオススメ銘柄を購入するのではなく、
・その銘柄が一体なにを指標としているのか?
・その銘柄の成績はどうか?
といった部分を自ら理解しておく必要があると思います。
今後もつみたてNISAにトピックがあれば書いていきますので、よろしくお願いします。
それでは!