こんにちはRitsukiです。
このブログもともと自分の専門分野を含めた技術系ブログにしようと思ってたんですが、雑談記事ばっか挙げてますね笑。名前変えた方がいいかな?
今回はタイトルの通り
「総合大学に入って”マジ”でよかったと思う」
と4年生になってひしひしと感じているのでそのことについて書きたいと思います。
受験生の目に止まったら嬉しいな。
総合大学と単科大学
総合大学とはその名の通り心理系・民俗系といった文系から、工学系・情報系・理学系といった理系の学部まで多岐にわたる学部から成る大学のことです。
様々な学部があるので、人の数が多く、自分の分野とは違う分野に触れることができます。興味があれば、他の学部の授業を履修して単位にすることもできるのです。
一方で単科大学とは単一の分野を扱う大学のことです。
具体的には「〜工業大学」とか「〜医科大学」といった類の大学です。
学部の数が少なく、全体の人数も少なく落ち着いている印象です。
また一つのことに特化しているため、似たような人が多く過ごしやすいと聞きます。
と、まぁここまでがネットで調べればいくらでも出てくる総合大学と単科大学の話だと思います。
実際に通ってるからわかる総合大学の真の良さ
ここからは実際に総合大学に通っている僕が享受してきた総合大学の良さを書いていきます。
他の学部の授業を受けられる
これは非常に大きなメリット。
うちの大学では他学部の授業を少し緩めにし、専門じゃない人でもわかる程度の難易度に落とした授業がいくつかあります。他の総合大学にもあると思います。
僕の学部はゴリゴリの理系ですが、哲学の授業を受けてみたり、芸術系の授業を受けている人もいます。
もちろん自分の専門を追求していくことが大切ですし、あまり様々なところに手をつけすぎてもよくないのも事実です。
しかし、他学部の授業を取ることで得る知識も教養として生きてきます。
例えば僕は芸術系の構成の授業をとり、そこで「伝わるスライドの作り方」を学びました。
具体的には色の使い方・タイポグラフィなどです。これらの知識は今、研究の発表といった場面で役立ってきます。その過程でphotoshopを使えるようになったのもよかったです。
他学部の授業を受けるうちにその分野に魅せられ、後述する「転学」や「編入」をする人も出てくるくらいです。
様々な専門分野の友達ができる
例えばサークルや部活の仲間と旅行に行ったとします。
そうするとそこで見たもの聞いたものについて、やたらと詳しい人が一人はいます。
地形を見れば地学徒、森とか歩いてれば生物学徒や農学徒、神社に行けば人文学徒が反応してきます。僕のまわりだけかもですが、みんな自分の専門についてだったら概して話したがりなんですよねw
何が言いたいかと言うとやっぱり視野が広がることが大きいです。
今まで気にも止めていなかったことに対して反応ができるようになったと思います。
進路を変える
いわゆる「転学」とか「編入」とか言われるやつです。
多くの大学生は高校生の時に進路を定めて、それに適した大学の学部に入ります。
ですが大学に入り、蓋を開けてみれば
「あまりおもしろくない」「進路についてもう少し考えればよかった」
と言う人や、そもそも
「入れそうなところに進学した」「就職がいいから」
と言った理由で進学した人もいます。
そして進学した先でモヤモヤしたまま引き返せなくなる…。そんな人が実は多いんじゃないかなと思います。もちろん受験を考える時点で考えておくべきなのですが、大学に入らないとわからないこともあるのでちょっとかわいそうではあります。
総合大学ではそんな人のために「転学」や「編入」という制度があるところが多いです。
「転学」や「編入」ならば単位交換ができますし学年が下がることもありますが、また大学入試を受けるのに比べたらコスト的にも手間的にも断然マシです。
やりたかったことをずっと我慢して、過ごすくらいなら1年巻き戻ってやり直すくらいなんてことないと思います。(実際僕の周りにも何人もいます。)
こういった挑戦の場があるというのも総合大学の魅力の一つです。
そしてそれを間近で見ている方も自分の進路と真摯に向き合い考えることになります。
刺激をうけまくりです。
最後に
以上が僕が感じる総合大学の良さでした。
一緒に入学した同期でも4年生にもなると留学したり、転学したり、留年したり()と言う人が多く、案外みんな揃って卒業というわけにはいかないんだなと思うことが多いです。それは残念でもありますが、同時にそれぞれ自分の進路について本気で向き合い、各々の道を確実に歩みだしているということでもあります。
時として人生は回り道した方が豊かになるとも言われています。回り道をして見た景色が人生の糧になる意外ななにかになることだってあります。
よく悩んで好きなことを見つけましょうね。
僕は3年間かけて見つけた”道”をあと一年、全力で駆け抜けていきたいと思います。
それでは!