こんにちはRitsukiです。
今回は「つみたてNISAの口座をSBI証券から楽天証券に変更」したのでそのことについて、経緯と具体的な手続きを紹介したいと思います。
つみたてNISA口座は複数の証券口座に開いておくことができない口座です。なので、証券会社を変更したいときはちょっとめんどくさい手続きをする必要があるのです。
なぜSBI証券から楽天証券に乗り換えようと思ったか?
まずはなぜ乗り換えるのかですが、それは楽天証券を利用することで「楽天経済圏」での生活がより強固なものになるからです。
【楽天生活】楽天証券でつみたてNISA口座を開くべき3つの理由
こんにちはRitsuです。今回は「楽天証券でつみたてNISA口座を開くべき理由」について書いていきます。去年から始まったつみたてNISAの口座数はどんどん増えてきました。これからつみたてNISA口座を...
昨月からの消費税増税に伴って始まった、キャッシュレス決済還元事業のおかげか今やQRコードや電子決済は全盛期とも言える盛り上がりを見せています。
QRコード決済においては、Line payやPayPayなどのQRコード決済が目立っており、それに比べて楽天ペイを利用している人は少ない印象ですが、今後どんどん普及していくと確信しています。
例えば来年から楽天ペイでsuicaにチャージが可能になります。
赤いsuicaが来る!?楽天ペイからsuicaにチャージできる時代がくるぞ!
こんにちはRitsuです。 今日こんなニュースを見つけました。[https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/0605_03.html]今年の6月の記事なんです...
これに加え既存の楽天Edy、楽天カードを組み合わせて利用することで、チャージ時と支払い時にポイントの2重取りができる上に、ほぼ全ての支払いを対応できそうです。
楽天カード・楽天ペイ・楽天Edyの組み合わせはメリットばかりだった話
こんにちはRitsukiです。最近徐々に生活を楽天経済圏へと移行しています。食わず嫌いをしていましたが、いざ楽天生活を始めると非常に便利なことに気がつきました。今利用しているサービスは以下のものです・...
このように楽天サービスを連携して利用することで、ポイントがどんどん貯まりやすくなる仕組みができています。そして貯まったポイントは楽天の様々なサービスに利用することができます。
楽天モバイルや楽天でんき、楽天トラベルなど楽天系サービスは私たちの日常生活に必要なものをほぼ網羅しており、巷では”楽天経済圏”と呼ばれています。
人によっては月々の携帯料金が賄えるくらいのポイントが勝手に入ってくる人もいるようです。
要は不労所得です。
話が脱線しましたが、そんなわけで僕は徐々に生活を楽天経済圏に移しています。
なんでも楽天サービスを利用すればいいというわけではありませんが、楽天証券が最強である最大の理由は
- 「楽天カード決済」で投資信託積立ができる(最大5万円)ため、投資信託の購入分のポイント還元(1%)がある。
- その「ポイント」を使って投資信託の購入ができるため利率+1%が確定する。
という点です。
楽天カード決済で投資信託を積立できる
楽天証券では「楽天カード決済」で投資ができます。(毎月50000円まで)

カードが利用できるので決済時にポイント(1%)が発生します。
つまり買った瞬間にすでに利率が+1%ほどになるということです。
これは楽天証券と楽天カードの組み合わせでないとできません。
複利の力を考えれば、長い目でみた時この1%の差は非常に大きいです。
またカードが利用できるので口座残高の管理もしやすくなります。
今、楽天カードに申し込むと5000円分のポイントが付与されますよ!
ポイントで投資信託の積立ができる
そして驚きなのが、このポイントを使ってまた投資を行うことが可能な点です。

上述したように、日々の支払いを楽天ペイ/楽天Edy/楽天カードにし、投資信託の買付も楽天カードで行うことで支払いを楽天カードに集中させると月々そこそこのポイントが入ります。それを投資信託の買い付けに充てることができるわけです。
ポイントで金融商品が買えてしまうというのはかなり驚きです。
毎月500ポイント以上の買い付け設定をすると、楽天市場での買い物のポイント付与率も1%UPします。
僕はこの仕組みを利用し、毎月9500円を楽天カードから、残り500円分を楽天ポイントから捻出し、つみたて投資を行っています。
こんなお得な仕組みは利用しない手はありません。
投資信託取り扱い本数も十分
- 楽天証券: 2665本
- SBI証券 : 2695本(ノーロード1349本)
ということで、投資信託に限って言えば取り扱い本数は十分あります。僕がいまSBIで積み立てている銘柄もちゃんとあります。
外国株の本数などを含めるとSBI証券に軍配があがりますが、投資信託の積立投資という点で見れば、先ほど述べたようにポイントバックやカード決済ができる点で楽天証券の方が良さそうと判断しました。
今回はつみたてNISA口座を移行するだけなので、SBI証券の口座が使えなくなるわけではありません。必要なときがきたら再び利用させていただきたいと思っています。
NISA口座の移行の流れ
口座移行の流れはこんな感じです。
- 楽天証券でつみたてNISA口座申込(他社から変更するを選択)を行う。
- 楽天証券から「スタータキット」が届くので必要事項を記入し、SBIから取り寄せた「勘定廃止通知書」を同封し返送する。
- 数日経過後、楽天証券からNISA口座開設受付完了連絡がくる
- 税務署審査(1-2週間)
- 審査完了後問題がなければ口座開設完了
- 翌年から取引可能に
ここで一番の注意は赤字で示した「変更申し込み時期」と「取引開始時期」です。
つみたてNISA口座は特殊な口座のため、「その年に一回でもつみたてNISA買付をしている」とその年は口座の移行ができません。もしも買付を行っている場合は10月以降から申し込みが可能で、実際の移行は翌年の1月分からになります。
例えば僕の場合は今年の9月くらいにつみたてNISA口座の移行を決めたわけですが、9月までSBI証券でつみたてNISA口座で投資信託の買付を行なっていたので、変更の申し込みは10月に入ってからでないと始めることができませんでした。
10月に入ってからぼちぼち手続きをはじめ、現在は税務署での審査中です。これが完了するとすぐ楽天証券のつみたてNISA口座に移れるわけではなく、12月まではSBIのつみたてNISA口座での積立になります。翌年1月から楽天証券でつみたてNISA口座での投資信託買付が可能になります。
難しいですね〜。
SBI証券に残った投資信託は….
今まで積立していた投資信託はどうなるのか?というのが心配になると思います。
口座は移行できても投資信託は移行できないので、そのままになります。ただし元のNISA口座に残るだけなので、売るときはちゃんと非課税で売却できます。
通常NISAの場合は「ロールオーバー」できないことがデメリットとして挙げられますが、つみたてNISAはそもそもロールオーバーできないので関係ありません。
引用元:金融庁
僕もまだ勉強中ですが、つみたてNISA口座については移行することによる大きなデメリットは存在しないのではないかなと考えています。
まとめ:正直つみたてNISA口座の移行は大変。口座開設はよく考えて行おう。
つみたてNISA口座の移行は結構大変です。僕は幸い移行を決めたのが9月だったのでそんなにまたずに受付ができましたが、これが年初めとかだと一年間待つわけですから大変です。
僕はもともと住信SBIネット銀行を使っていたため、ほぼ何も考えずにSBI証券でつみたてNISAを始めたわけですが、そのときに楽天証券はじめ他のサービスも吟味する必要がありましたね。
これから開設を考えている方は今一度考えて口座開設を行いましょう。そしてこれから口座移行を考えている場合、翌年から取引を開始したければ今すぐ手続きを始めましょう!。
追記 : 実際にかかった手続き期間
本日(11/22)に税務署の審査が終わり、つみたてNISA口座の開設が完了しました。
これで翌年1月分からは楽天証券のつみててNISA口座を利用することができます。

移行手続きを始めたのが10/27で、そこからテキパキ返送して手続きして、ちょうど1ヶ月弱かかったという感じですね。