HUAWEIの勢いが半端じゃないと肌で感じた件

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こんにちはRitsukiです。

 

皆さんはHUAWEI(ファーウェイ)という会社の名前を一度は聞いたことがあるだろう。

最近なにかと話題の中国の会社である。

 

先日、東京に用があったのでついでにヨドバシ秋葉原に行き、ふとスマートフォンのフロアをうろつき衝撃を受けました。

 

や、HUAWEIだらけじゃん

 

ほとんど全部のキャリアにHUAWEIのスマートフォンがラインナップされ、apple同様に広いデモスペースが確保されていたのです。

 

「ちょっと前きたときにはHUAWEIのスペースなんてなかったやん….」

 

今更かよって思われるかもしれませんが、僕は滅多に家電量販店に行かないので、この変化に今回初めて気がつきました。

今じゃスマートフォンの契約も家でできてしまいますからね。

 

今回はHUAWEIという会社に見ていきたいと思います。

国内市場におけるHUAWEIの台頭

昔といえば、携帯ショップには国内メーカーの携帯が並んでいたものです。

携帯分野で「鎖国」と化した日本の携帯はガラパゴスケータイと言われたものでした。

 

その後スマートフォンの時代が訪れ、iPhoneやGalaxyと行った海外メーカーと国内メーカーのスマートフォンが並ぶようになりました。このころから中国国内では存在感あるHUAWEIでしたが、まだ日本ではあまり目立つ企業ではありませんでした。

 

さらに時は進みmineoやOCNといったMVNO(仮想移動体通信業者)が市場に増え始めました。

MVNOとは信業者から回線を借りて、独自のサービスを提供する契約事業者のことです。よく格安SIMと呼ばれるやつのことです。HUAWEIはこのMVNO市場に参入しました。

 

2015年にはSIMロック解除の義務化が施行されました。これにより私たちは好きな機種を好きな契約事業者の提供するサービスで利用することができるようになりました。

 

こんな流れの中で価格がリーズナブルで高性能なHUAWEIのスマートフォンは一気に頭角を現すことになったのです。

 

「SAMSUNG & Apple」2強体制を切り崩したHUAWEI

 

引用:Business Insider Japan

 

HUAWEIは通信機器の分野で現在全世界シェア第3位の規模です。

昨年には2位のAppleを一時的に抜きました。

7年間続いた牙城を切り崩したのです。

これは「米国市場に参戦できない」という大きなハンデを背負っているのにこの結果というのも驚きです。

 

1位SAMSUNG、2位のAppleが横ばいなのに対し、HUAWEIが右肩上がりであり、着実にそのシェアを広げていることがわかります。2019年中にはappleを完全に抜き去るという予想もあります。

ちなみにappleは9月にしか新製品の発売をしないので上下が激しくなっています。

 

HUAWEIは中国政府の一部?アメリカが懸念するHUAWEIの台頭

アメリカ政府が、中国のファーウェイ製通信機器の使用を中止するよう、同盟諸国に求めているとの報道が米WSJにより伝えられています。

米政府関係者によると、ドイツやイタリア、日本など、すでにファーウェイの機器が広く採用されている友好国の政府機関や通信関係者に、サイバーセキュリティのリスクを訴えかけているとのこと。

また中国製の機器を使用しない国には、電気通信開発のための資金援助を拡大することを検討しているとされています。

引用:engadget

 

 HUAWEIの製品はアメリカおよび諸外国で禁止されています。

なぜこうもHUAWEIを排除しようとしているのでしょうか?

 

これは情報を抜き取られることによる国家安全保障の懸念によるものです。

中国では超法規的な措置として、政府に命じられれば国内企業やその他あらゆる組織や市民は治安当局に従わなければならないという法律があります。

政府の命令であれば、HUAWEIも従うしかないわけです。

もちろんHUAWEI側は政府からの命令は受けていないと主張しています。

 

これから到来する5Gの時代ではインターネットとあらゆるものが繋がると言われています。

今まで以上に便利な社会になる一方で、こういったサイバー攻撃に対する懸念も大きくなっているのです。

 

ただこれはHUAWEIに限った話ではありません。

こういった情報通信デバイスを使う私たち全員がすでにこういった攻撃を受ける可能性があるわけです。

 

「米政府がHUAWEIを禁止にしてるし、危なそうだから使わないでおこう。」

というのは少し短絡的ではないかなと僕は考えます。

 

 

中国の情報通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)創業者の任正非氏(74)はBBCの単独インタビューに応じ、「アメリカに押しつぶされるなどあり得ない」と述べ、同社製品の安全性への懸念の高まりや娘の逮捕などに関わらず同社は存続すると強調した。

引用:BBC

HUAWEIはこういった重圧に負けることなく進化を続けると主張しています。

アメリカや諸外国での販売ができなくても、問題ないと強気の姿勢です。

 

結論 : HUAWEIスマホに変えたいかも笑

よく見ると周りの人の端末もHUAWEIが多いことに気がつきました。

 

僕はニュースで度々話題になる程度にしか認識していなかったので、今回初めて実機に触ったわけですが、やはり流行るものには訳がありました。

それはHUAWEIスマホの完成度の高さです。

今回触ったのはHUAWEI Mate 20 proという端末。

 

隅々まで触ったわけではありませんが、ひと昔まで言われていた”いわゆる中国製”とは訳が違います。

綺麗な液晶と高級感のある外観はiPhoneと並べてもとも遜色ありません。

中国製品もここまできたかという気持ちになりました。

この端末はHUAWEIのフラッグシップモデルなので流石に値段も高いです。

とは言ってもiPhoneもこれくらいの値段でしょう。

 

 

僕がビビったのはこっち。

HUAWEI P20 lite

iPhoneXとめちゃくちゃ似てますね笑。

このスマートフォンなんと22000円で買えてしまう。

ここでは割愛するがスペックも申し分ないし、画面も外観も所有欲を満たしてくれる完成度。

まさにコスパお化けといっていいでしょう。

 

そのうち僕もひょっこりHUAWEIのスマホに乗り換えてるかもしれないですね笑