ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けたので体験記【手術当日・術後感想編】

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間が空きましたが,前回に続き,ICL手術に関する記事です.

今回は「手術編・術後編」になります.

受けることを決心した話はこちらの記事で

手術までの事前検査に関してははこちらの記事で

書いておりますので是非ご覧ください.

手術前

手術の3日前から,目の中を消毒するため(?)の目薬を点眼するよう指示されます.

ICLは角膜を切り開く,”眼の中”の手術なので,感染症予防のための殺菌が重要になるようです.

手術当日

私の場合,午後一番で手術の予約をさせていただきました.

食事は一時間前までに軽く済ませるように指示されていましたので,少し早めのお昼を食べて,向かいました.

受付が終わり,いつものように待合室に向かうと,ほどなく事前に渡されていたものと同じ目薬を渡され,10分おきに点眼し続けるように指示されます.

約一時間ほど経つと手術室の控え室的なところへ案内されました.

1人ずつかと思いきや,他の人と合わせて3人でまとめて案内され,手術の直前説明と最後の検査を受けます.

そして,いよいよ手術室へ案内されます.

日帰りの眼の手術ではありますが,手術室はよく医療ドラマで見るようなガチの手術室で,一気に緊張感が出てきます.

他の体験記でもあったように,ここにきてとんでもないとこにきてしまったと後悔することになりますが,もう後戻りはできないので,仕方なくベッドに横になります.

瞬きができないように瞼を固定された後,手術中は天井にある3つの光の真ん中をじっと見るように指示されました.瞬きできないのはつらいと思われるかもしれませんが,常時液体のようなものが眼に入ってくるので大丈夫です.

そして,いよいよ手術開始です.

本当はどう言う流れなのか把握したかったのですが,麻酔がかかっており,かつ,いろいろ液体を入れられながらの手術だったので,いつどのタイミングで角膜を切ったのかはわかりませんでした.

ただ,途中で眼を押されるような鈍い痛みは感じたので,おそらくここでレンズを挿入しているんだろうなということはわかりました

痛みに関して気になる方は多いと思いますが,私はこのレンズ挿入のタイミングでしか痛みを感じることはありませんでした.

そして,この鈍い痛みの直後,ぼやけて見えていた天井が急にくっきりと見えるようになり,感動したのを覚えています.

両目終わると,休憩室的なところで30分くらい休憩してから,術後の目薬を3種類ほど渡され,術後検診や術後の注意事項に関して説明を受けます.

術後はお風呂に入れなかったり,運動ができなかったり,様々な制限があるので事前に確認および準備をお勧めします.

術後検診

手術後経過が良好かどうかの検査がまず手術翌日,手術翌週,手術1ヶ月後にあります.

私は1ヶ月後まで全て問題なかったため,次の定期検診は一年後と言われました.

私のプランの場合3年後までは無料で検診を受けることができ,そのあとは有料になるようです.

有料だと少し行くのに抵抗がある方もいるかもしれませんが,頻度は一年に一回ですし,事前に定期検診の重要性を再三説明されていますので,私はしっかり行くつもりです.

術後4ヶ月後の感想

手術から4ヶ月も経つとさすがに眼鏡やコンタクトをしていたことの感覚を忘れつつあります.

定期的に眼鏡やコンタクトを買ったり,泊まりの時に忘れないように気をつけたり,朝の時間がない中でコンタクトをいれたり,といったことが必要なくなったのはやはり大きいです.

これまで目関係のことで結構な脳のリソースをと喰っていたんだなぁと思いました.

一方で,時間が経てば慣れると言われていた,ハロー・グレア(光が滲んで見える現象)にはあまり慣れていません.

夜に車を運転するときは,少し鬱陶しく感じることがありますね.

また気がついたことがあれば,追記していきたいと思いますので,このICL関連の一連の記事が参考になれば幸いです.