こんにちはRitsuです.
久々の散財記事です.
DELLの32インチ4KモニタP3222QEを購入しました!
まだ発売されてからあまり経っていない商品(2021年6月14 日発売)だからか,ネット上にあまりレビューが見当たらないので,レビュー記事にしたいと思います.
また,これまで僕が使っていた29インチウルトラワイドモニタとの比較も,せっかくなのでしてみたいと思います.
開封&設置
外箱はこんな感じです.かなりでかいです.

梱包は環境に配慮したものになっており,発泡スチロールが使われていない他,少なくとも75%の再生段ボールが使用されているようです.個人的には発泡スチロールがないと,ゴミ捨ても楽なので好感が持てます.

付属しているケーブルは,
- 電源ケーブル
- DisplayPort – DisplayPortケーブル
- USB Type-A – USB-Cケーブル
- USB Type-C – USB-Cケーブル

でした.
これらの電源コード類の下に,モニター本体が入っていました.

こちらがモニタ本体になります.

高いだけあってやはり外観の質感は良いです.
前面はベゼルレスで,Dellのロゴもないので,とても美しいと思います.


背面はこんな感じです.


左下に操作用のスイッチがあります.

こちらがスタンドになります.

しっかりとしたつくりで,安定感があります.
後ろからカチッとはめるだけです.とても簡単でした.
デザインや質感も良いですね.




Dellのモニタのスタンドは非常に評判が良く,一度使ってみたいと思っていましたが,確かに良いものでした.
これまで使っていたLG 29インチウルトラワイドモニタのスタンドは上下に動かす機能などはなかったので,モニターアームを利用していましたが,こちらのスタンドであればその必要はなさそうです.
しばらくはモニタアームなしで使ってみたいと思います.
設置後のデスクの全貌はこんな感じです.

参考までに,こちらのデスクの大きさは幅1600 mm,奥行き 700 mmとなっています.
僕のデスクの大きさは大きいほうかと思いますが,それでも31.5インチのモニタの存在感はすごいですね.
これまでの29インチウルトラワイドモニタと横幅はあまり変わらないのですが,縦に領域が増えただけで大きさの感覚が全然違います.
↓こちらがこれまでの29インチウルトラワイド設置時

並べて比較するとこんな感じです.

P3222QEを選んだ理由
4Kの解像度であるということ
29インチウルトラワイドモニターから乗り換えた一番の理由は,解像度の低さでした.
29インチウルトラワイドモニタの解像度は2560×1080です.
僕は普段研究を進める上で,プログラムを書いたり,原稿を書いたりといった作業をするため,縦方向の作業領域が欲しい場面が多いです.
特に近頃は1080ではちょっと足りないなと思うことが増えてきました.
そこで4Kモニターの導入を決めました.
4K16:9であれば,解像度は3840×2160ですので,縦方向の情報量は2倍になるからです.
では,どのサイズの4Kモニターにするか.
僕は27インチか32インチの4Kモニターで悩みましたが,これは文字サイズを見て決めました.
4Kモニター文字サイズ問題について
32インチ(16:9)はこれまで使ってきた29インチウルトラワイドモニターと横幅はほぼ同じで,縦に11cmほど長いくらいのサイズになっています.(29インチウルトラワイドモニター(21:9) : 679mm×286mm, 32インチ (16:9) : 708mm×398mm)
倍率にして約1.3倍です.
そして解像度は3840×2160なので,縦方向の情報量は2倍になります.
つまり,画面の大きさは1.3倍しか増えていないにもかかわらず,情報量は2倍になるので,文字の大きさは小さくなることになります.
4Kモニターを購入された方のレビューを拝見しますと,文字サイズが小さすぎて結局150%拡大して表示しているといった方が多く,僕も文字サイズは心配していました.
そこで,モニターの乗り換えにあたって,文字サイズがどう変わるか不安な方はこちらのサイトでテストしてみることをお勧めします.
僕の場合はこちらのサイトでこのような結果を得ることができました.

サンプルの文字を見た感じ,32インチの4Kであれば,文字サイズは大丈夫そうだったので,今回32インチを選択しました.
4K27インチという選択肢も考えていましたが,同様に試すと,流石に文字サイズが小さすぎました.

ここで試すことで,乗り換え先のモニターでどんなサイズで文字が見えるかわかりますので,ぜひ試してから購入しましょう.
そして,実機の比較です.

こちらの左側が2560×1080の29インチウルトラワイドモニタ,右側が3840×2160の34インチウルトラワイドモニタとなっています.
同じ大きさのブラウザを表示しています.
画面上での大きさが全く異なることから,如何に作業領域が広くなったかわかるかと思います.
Yahooのトップページを表示すると横がこんなにも余ります.
もちろん4Kという解像度は,作業領域の拡大という意味だけでなく,4Kの超高精細な映像を楽しむという用途でも使うことができます.
試しにYoutubeの4Kコンテンツを見てみましたが,ため息が出るほど美しい映像でした.

豊富なポート類
P3222QEには,このように非常に豊富な端子類が搭載されております.

- HDMIポート
- DisplayPort(入力)
- Type-Cアップストリーム ポート (65W給電可能)
- 超高速USB Type-A 5Gbpsダウンストリーム ポート ×4
- LANポート(RJ45)コネクター
Type-Cアップストリームポートは,65Wの給電が可能なため,映像入力やUSB Type-Aポートに接続されたwebカメラやスピーカといったデバイスとのやり取りを含め,PCとの接続は一本で済みます.
僕はノートPCをメインで使っており,外出に持ち出すことも多いため,このように一本で済むのは非常に楽です.
ちなみに,これまで使っていた29インチウルトラワイドモニタでは,このようなハブモニターとしての機能はなかったため,別途Ankerのハブを買って,なんとかハブモニターのように使っていました.
詳しくはこちらの記事をご覧ください.
また,USB Type-Aの超高速5Gbpsダウンストリームポート4つもついている点も非常に嬉しいところです.
上でも書いたように,モニタにwebカメラやスピーカーを繋ぐことができ,これらもUSB Type-C一本でPCとやり取りすることができるからです.
USB Type-A端子はモニター裏だけでなく,モニター下部にも搭載されているため,ちょっとUSBメモリを読み込みたいときも,正面から簡単に挿すこともできます.

ただ,僕はモニターを低く下げて使いたい人なので,このモニター下部ではなくて,横とかについているとよりうれしかったですね….
美しいデザイン
モニターは仕事や趣味はじめ,毎日使うものです.
だからこそ,それが洗練された美しいデザインだと,気分も上がり,熱も入ります(?).
上にも書きましたがこちらのP3222QEはベゼルレスであり,正面のロゴもないデザインになっています.
正面から見るとまるで一枚の大きな板のようで,余計なものが一切ないので,非常に美しいです.
プレミアムパネル交換保証
Dellのモニターにはプレミアムパネル交換保証がついています.
こちらは画面上に一つでもドット抜けが見つかった場合,無償で代替品に交換できるというサービスです.
他のメーカーですと,一つのドット抜けがあったとしても保証対象外というところも多いので,このサービスは非常にありがたいです.
今回購入したような高価なモニターであっても,安心して購入することができます.
まとめ
今回はDellの32インチ4Kモニタ【P3222QE】をレビューしました.
少々高いモニターではありましたが,その圧倒的な作業領域の広さと映像の高精細さを体感すると,買ってよかったなと思えます.
ポートが充実しており,ハブモニターとして使うことができる点も良いです.
来年卒業後に行く就職先でも,まだまだテレワークが続くでしょうから,今後もこちらのP3222QEにはお世話になるかと思います.
使い倒す中で,またなにか気がついた点などあれば追記していきたいと思います.
それでは.