【※3/10時点】新型コロナウイルスによるScoot(スクート)の返金はあるのか?実際に問い合わせた結果

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※この記事は3月10日時点での情報です。現在はまた異なるようです。

 

こんにちは

今、世間は新型コロナウイルスの話で持ちきりです。

この時期は卒業旅行シーズンということもあり、多くの人が旅行の計画をされていたと思いますが、キャンセルした方が多いのではないでしょうか?

 

僕もScoot(スクート)を利用して、台湾旅行へいく予定でしたが、以下のような状況から中止いたしました。

日本への渡航者に現地での予防措置強化を求めると同時に、日本から台湾に入境した人に対しては、14日間の自主健康管理を要請している。自主健康管理の対象者には、公共の場への出入り自粛や外出時のマスク終始着用のほか、朝晩の検温、発熱などの症状が出た場合にマスク着用の上で速やかに医療機関を受診することなどが求められる。

引用元:

[http://mjapan.cna.com.tw/news/asoc/202003040005.aspx]

 

さて、こうなると気になるのがキャンセル料です。今回、実際にScoot(スクート)のコールセンターに問い合わせ確認したので、その内容をまとめたいと思います。

 

そもそもLCCは返金をあまりしてくれない

僕は今回「Scoot」(スクート)というLCCを利用して渡航予定でした。

こういったLCCはレガシーキャリアに比べ安く航空券がとれる一方で、買ってしまったが最後、変更やキャンセルの際は一切返金がないことが多いです。

 

しかし、今回は「新型コロナウイルス」という想定していない自体でのキャンセルになります。

もしかしたらLCCと言えども、返金があるのかな??とちょっぴり期待していました。

 

Scootから新型コロナ流行による返金の掲示が!

そこで公式ページをチェックしたところ、こんなページがありました。

[https://www.flyscoot.com/jp/announcements/update-on-COVID-19]

 

Customers travelling to Australia, Hong Kong, India, Indonesia, Japan, Macau, Malaysia, Philippines, Saudi Arabia, Singapore, South Korea, Taiwan or Vietnam

Customers affected by entry restrictions to the countries they are travelling to, where applicable (travellers with People’s Republic of China, Iran, Italy, Japan, South Korea passports, Hubei/Zhejiang/Jiangsu-issued passports, and/or those with recent travel history to Mainland China, Hubei, Zhejiang, Hong Kong, Japan, Macau, Taiwan, South Korea, Cheongdo, Daegu, Iran, Azerbaijan or Italy), with travel periods from 23 January – 30 April 2020 (inclusive), who wish to change their travel plans may contact our Facebook page, Weibo page, or Call Centre, to avail of the following options:

  • Re-route to another Scoot destination (travel date up to 31 August 2020), subject to availability. Change fee will be waived, fare difference applies.
  • Re-book the flight to a later travel date (up to 31 August 2020) with same origin and destination, subject to availability. Change fee will be waived, fare difference applies.
  • 100% refund of unused itinerary value via original mode of payment.

該当する旅行者には下の3つのオプションが適用されると書いてあります。

お??これは返金あるのでは??と思い、早速コールセンターに電話をかけてみると、案の定全く繋がりません。一応Facebookのメッセンジャーやお問い合わせフォームにも投稿しましたが、特に反応なし。

おそらくみんな同じような内容で電話しているんでしょうね…航空会社も大変です…

 

調べていたところ、めげずに何時間もかけ続けたらつながったという記事がありましたので、試したところ、かけ始めてから1時間程でつながりました!

 

ついに返金か…?→できませんでした!!

予約番号を伝え、確認してもらったところ、返金はできないということでした!

コールセンターの方には、「中国のパスポートを持っている人、あるいは過去2週間中国に滞在した経歴がある人は返金の対象」と言われました。(かなり片言の日本語だったので聞き間違っているかもしれません)

 

では上の「100% refund」の記載はなんなのか?

一応食い下がってみましたが、同じ理由の一点張りだったので諦めてしまいました。

 

よく読んでみると、「入国制限の影響を受けた旅行者」が対象と書いてあります。台湾は日本に対して上述したような医療検査を課してはいますが、入国の制限までには至っていません。つまり、行こうと思えば行って、入国できてしまうので制限を受けているということにはならないわけです。(2020/3/10現在)

ということで返金の対象にはならないのかな?と解釈することにしました。

 

参考:

[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200310/k10012323111000.html]

 

返金はできないけど、日程の変更はできる

返金はありませんが、代わりに本来手数料のかかるフライト日程の変更は一回まで無料で可能です。

ただし、元々のチケット代より高くなる場合は追加の支払いが必要であり、安くなる場合は差額の返金は行わないということでした。

Scoot(スクート)で予約していた方にはメールでも同じ内容が届いていると思います。

 

この変更はScootの掲示にあるとおり8月31日までのフライトに変更可能なようです。

  • Re-book the flight to a later travel date (up to 31 August 2020) with same origin and destination, subject to availability. Change fee will be waived, fare difference applies.

 

まとめ:返金はないので日程変更するしかない。ただし慎重に。

ということでまとめです。

今回の新型コロナウイルスの影響による、Scoot(スクート)の成田-台北(桃園)便の返金はないということでした。(2020/3/10現在)

ただし、フライト日程変更手数料は1回まで無料ということなので、予定がはっきりしているのであれば別日程にうつすのがいいかもしれません。

その場合、元のチケット代より高くなると追加で請求されますし、そのあとはキャンセルも変更も効かないので、注意が必要です。追加料金かかって最終的にキャンセルになったら悲しいですよね。

 

今回は初めてLCCのキャンセルで痛い目をみました。今回は想定外のことではありましたが、これからLCCの利用を控えようかなという気持ちです。

この記事が参考になれば幸いです。