続けて良かったこと・やめてよかったこと

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こんにちは.RIです.

僕は現在大学院の2年生であり,この3月には修了して,社会人となる予定です.

大学生から大学院生までにかけて,合計6年間の学生生活もついに終わることになります.

そこで,今回は大学生・大学院生の間に「やっておいてよかったこと」,逆に,「やめてよかったこと」について,書いておきたいと思います.

現役の大学生・大学院生の参考になれば幸いです.

やってよかったこと

様々な種類のバイトをする

僕はスーパーのレジ打ちから,塾講師,飲食,住宅展示場,ホテル,アプリ開発まで様々なアルバイトを経験しました.

様々なアルバイトに挑戦するメリットは,おそらくこれから自分が就くことがないであろう業種の裏を知ることができることです.

そして,世の中にはピンからキリまで様々な人がいることを知ります.

あなたが今の生活に至るまでに,中学,高校,大学ときているとしたら,おそらく受験等のフィルターによって,今,自身と価値観や能力が比較的似通ったコミュニティの中にいると思います.

ずっとこの中にいると,安心ではあると思いますが,やがて思考が凝り固まり,世の中の人はみんなこんな感じなんだろうと思うようになってしまいます.

ここで,アルバイトをしていると自分とは全く違うバックグラウンドの人と会うことになります.

カルチャーショックを受けることもあると思います.

嫌な話,例えば飲食とかやっていたときは,訳のわからないことで難癖をつけてくる人や,全く会話が通じない(言語的な問題ではなく)人がいました.

これまでこんな人とは出会ったことがありませんでした.都市伝説だと思っていたければ,世の中には本当にこんな人がいるのかと驚いたのを今でも覚えています.

もちろん,嫌なことだけではありません.

アルバイトによって,自分の親ほど歳が離れている人と交流を持つことになりますので,普通に大学生活を送っていたら得られない人間関係が生まれます.

これによって,自分の凝り固まった視野が広げることができると思います.

お金の勉強をする

これは当ブログの中でも僕が散々主張してきた内容です.

教育課程の中でお金に関して教えてくれることがない以上,能動的にお金の勉強をして,適当に扱えるようになっておくことが非常に重要です.

とはいえ,難しいことはありません.

単純化してしまえば,結局「支出を減らし,収入を増やす,そして余剰資金で投資をする」

これに尽きます.

世の中に出回っているほとんどのお金に関する本はこの3つのどれかの手法に分類されます.

投資はしないにしても,支出と収入の最適化はノーリスクでいますぐ取り組めると思います.

詳しくはこちらの記事で書いていますので,ぜひご覧ください.

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読書

大学生・大学院生生活の特に最後2年は読書を沢山しました.

月に平均3,4冊のペースくらいで読んでいたと思います.

これだけ読むことができたのは,以前にも紹介した「Kindle Paperwhite」と「Kindle Unlimitted」のおかげです.

この二つの合わせ技によって,紙の本を持ち歩かず,かつ,どんどん本を入れ替えられるので,圧倒的に読書が捗りました.

特に僕は金融関係の本を読みまくっていましたが,最近は,歴史や宗教,思想といったものに興味があり,そういった関連の書籍を読んでいます.

僕は理系でこれまでやってきたので,正直,歴史や宗教,思想といった部分にかなり疎かったのですが,これらを紐解くことで,世界中で問題となっている事柄の背景がわかり,世の中の見え方が変わってきた気がします.

韓国,中国といった国との揉め事,憲法第9条関する議論(集団的自衛権)等,話題になることも,一体どいうう背景でそういったことになっているのか.ちゃんと理解しておく必要があります.

特に現代の日本にいると日常の中で宗教との結びつきを意識することがあまりないので,興味は湧きづらいかもしれませんが,だからこそ勉強する価値があると思います.

ちなみに,本をただいたずらに読めばいいということはありません.

一度読んだだけではどんどん忘れて行きますから,後で振り返りたい箇所には付箋やマーカーしておき,メモにまとめていました.

こういったマーカー機能があるのも,Kindleの利点であると思います.

YouTubeを見まくる

最近のyoutubeはすごいです.

疑問に思った大抵のことは誰かが動画にしてまとめてくれています.

動画のように動きや音声があると,文字列だけの情報に比べて段違いに効率的に頭に情報が入ってきます.

私は,特に教育系youtuberと呼ばれる人の動画を網羅的に見ています.

自分の専門分野の話も見ますし,最近は上述したように歴史や宗教,思想に関して興味があるので,これらの関連動画を見ています.

この後に紹介する,筋トレに関しても,筋トレYoutuberの動画を見て取り組んでいました.

筋トレ

これも大学3年生くらいのときからこれまで3年間続けられた自分を褒めたいです.

別にジムに通っていたわけではなく,基本的に自重トレーニングのみでした.

買った器具はヨガマットとダンベルくらいです.

元々体重が増えにくく,減りにくい体質であり,長年ガリガリ体型に悩まされていたのですが,この3年で6キロほど増量できました.

各部位別に毎日10分くらいのメニューをこなしていました.こちらもYoutubeにある大量の筋トレ動画を参考にしていました.

軽いメニューだとしても,とにかく継続的に身体を動かすことが重要であると思っていましたので,とにかく続けていました.

数ヶ月続けていたら,筋トレをすることに対する抵抗感がなくなり,毎日決まった時間に「そろそろ筋トレしとくか」と思えるようになりました.

これまで様々な生活習慣に関する本を読んできましたが,筋トレに関しては全ての本で食い違いなく,やるべきだと述べられています.

すでに様々な研究で筋トレの効能は明らかになっており,特に男性の場合は,テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが分泌され,健康的な体と精神的な安定を保ってくれます.

また,「私は筋トレを継続できている!」という事実が,また新たな挑戦をするための自信にもなります.

ちゃんと寝る

学部生の時は本当に早起きが苦手でした.

いや,睡眠時間は今と変わっていないので,正確にいえば「早寝」が苦手だったといえるかもしれません.

私は元々とにかく夜更かししがちでした.

今日ここまでやりたいと思うと,終わるまで寝ずに取り組んでいました.

一見,努力しているように見えますが,その代わりに翌日の午前はほぼ何もできない状態でしたので,そこまで効率良くはありません.

この状況を打開すべく,生活習慣に関する本を読み漁ったのですが,ここでわかったことが睡眠の重要性です.

人は睡眠中に脳の情報を整理します.

したがって,朝起きた瞬間には脳の中が非常にクリーンな状態になっています.

夜に今詰めて取り組むより,いっそのこと寝てしまい,朝のクリーンな脳で取り組んだ方があったいう間に解決できてしまう場合もあるわけです.

この「寝かせる」という提案は,かの有名なベストセラー「思考の整理学」の中でも述べられています.

こちらは,これまで私が読んでみて,最も参考になり,取り入れる部分が多かった本の一冊なので,ぜひ読んでみてください.

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やめてよかったこと・やらなくてよかったこと

SNS

以前にも記事にしましたが,僕は元々ツイ廃でした.

大学入ると同時にTwitterというものを知り,どハマり,そこから大学4年生くらいまでは日常一部として染み付いていました.

本当にこのTwitterに取られて時間は何時間になるか,想像するだけで恐ろしいです.

TwitterをはじめとしたSNSは電子ドラッグと考えています.

いいねがもらえることで,脳の報酬系が刺激され,快楽物質が分泌します.

そして刺激に慣れてしまった脳はさらなる刺激求め,よりSNSに夢中になります.

SNSには絶えず新しい情報(=刺激が)が流れてきますので,この悪循環は永遠に続きます.

この仕組みを考えるとさながらドラッグと全く変わりありません.

このSNSの恐ろしさ,そして,スマートフォンの恐ろしさを語った書籍が,昨年ヒットした「スマホ脳」という本です.

レビューと自身の生活との比較について,こちらで書いています.

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僕がSNSをやめた理由についてはこちらで詳しく書いています.

結論だけ申しておくと,SNSをやめたことで,最初こそ何か満たされない感じがあったものの,結局元々なかったもがなくなっただけなので,大きな影響はありませんでした.

むしろ,SNSをやらないことで,

  • 時間がありあまり,趣味に没頭できるようになった.
  • 他人の充実した投稿を見ないので,精神的に安定するようになった.
  • 友達との会話が新鮮になった.
  • スクリーンタイムが減り,睡眠の質が上がった.

といったメリットを享受できるようになりました.

まとめ

以上が私が大学生,大学院生のときのやってよかったこと,やめてよかったことになります.

正直いって,基本的なところばかりだと感じられるかもしれませんが,これらを全て実践できている人はあまりいないと思います.

一気に取り入れるのは大変ですが,少しずつ,一つずつ取り入れて,継続することで次第に慣れていき,苦にならなくなります.

まずは3日間から始めてみることを勧めます.

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